そこにナニがあるから

多気山 南面
標高 376.9m



2008年 3月26日(水)
 
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栃窪から。右側のなだらかなところあたりを登ったんだな。
なんとなく多気山周辺の地形図を見ていると、地形的には南方向から登れそうにも見える。ハイキングガイドやwebで見ても南からは登っている記録はない。が、城跡巡りのサイトでわずかに南面の様子を紹介しているのを見つけた。そのサイトによれば中腹に神社があるらしい。と、いうことは直登する古い参道があるんじゃないか?等高線を見ると南側はなだらかだし、いけるだろー。
まあちょっと行き詰ったらさっさと退却すればいいし、と、結構、軽い気持ちでホイホイと挑戦だ。

ここが取り付き。
地形図の195mの標高点表示のあるところから道が山に向かっている(左写真)。谷を詰めていく道だ。普通、谷を登路にはしないだろう、とはいうもののあまりにはっきりした道なのでここから登ってみることにする。作業用の林道だな。ワダチのあとが深い。
車で登れるのか?こんなところが(頁下写真、上左)。

沢は赤い粘土質の土の上を水が流れている。ここを進めっていうのか?(右写真)靴はドロドロだ〜、泣けるぜ。転ばないよう慎重に歩く。流れる水がなくなってくると分岐が何箇所もでてくる。まわりが見通せないので現在地がおおよそにしかわからない。谷を詰めたあたりにいるのは間違いない。とりあえずはカンで進むしかないだろう。方向はおおむね正しいはずだ。
やっと東側から回り込む車道にぶつかった。中腹の神社の管理用道路らしい(頁下写真、上中)。神社を横目に見てまた登る。
泥だらけの沢。

山頂の三角点。
突き当たる分岐を適当に曲がりながら順調(?)に登っていくと、斜面に不自然な切れ込みがある(頁下写真、上右)。あれは土塁の跡じゃないか?
切れ込みの先は広場になっていた(頁下写真、下左)。これは山頂直下の御殿平だ。やったー!無事に登りきったぜ。
山頂へ行ってみるがここも眺めのいいところはない(左写真)。標高はそこそこあるから見通しがあれば展望がきくはずなんだけどねえ。
多気不動尊へ降りる階段状の道で下山する(頁下写真、下中)。
 
今回の山行は未知のルートを行くという緊張感が良かったですな。眺望がないのが残念だけど。
茶店で芋串でも食べてから帰ろうと思っていたらもう閉まっていた。平日ってこんなもん?
 

急登だがワダチのあとがある。ドラテクすげえ。 中腹にある神社への案内板。また愛宕神社だ。 土塁の切れ目。
御殿平。ほっとしたぜい。 階段状の道でゆっくり下山。急ぐと膝をいわしてしまいそうだ。 ちょうど帰る頃に夕立と雷。山の中じゃなくてよかった。
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