そこにナニがあるから

高所(那須烏山市)
標高 360.3m



2008年11月14日(金)
 
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道祖神集落のはずれから高所
ふっふっふっ・・・帰ってきたぜ、里山のカリスマがよお・・・
 
今シーズンのしょっぱなの遠征は、勘を取り戻すためにちょっと簡単なところがいいよね。そんなことで、二万五千分の一の地形図で破線で表されている道を行くことにした。那須烏山市の大木須から県境を越えて常陸大宮市の鷲子(とりのこ)集落へと縦走する計画だ。昔の山越えのルートなんだろうか、それとも山頂に祠か何かがある信仰に関係する道なのか?
主たる目標はこの山域の最高地点である三角点名「高所(たかどころ)」だ。高所登山を無酸素単独だ〜っていうシャレにもなるしな。
 
いずれにせよ散歩よりはちょっと大変くらいという、ある意味このサイトの趣旨にぴったりのルートじゃないかな。
と思っていたら・・・あれ?・・・あれれ?

ここが大木須側登山口。どうみても地図に載るような道じゃあない。
茨城県側の道の駅「みわ」に車を停めて、仲島集落から西進して山越えする。県境を越えて道祖神(どうろくじん)集落から県道274号線へ出てやっと大木須側の取り付きに出る(左写真)。
 
えっ?ここ?
 
どうみても地図に載っているような道じゃあねえぞ。おそるおそる進んでみるがほどほどな藪で進めないこともない(頁下写真、上中、上左)。
所々、道の上が泥をこねくり返したようになっている。よくみれば足先が二股に分かれた動物の足跡があるじゃんか!これはイノシシのヌタ場だな。

ヌタ場(右写真)を4箇所ほど通過するがますます藪は深くなるうえに獣の匂いもしてくる。600mほど入った所で断念(頁下写真、下左)。
 
道祖神集落からの点の記(三角点の記録)ルートに転進する。沢沿いに進んでダムの左手から尾根に登る道が地形図にあるがこの道がそうかな(頁下写真、下中)。
小さなダムに流れ込む沢沿いの道は途中で藪化していた。地形図の道は取り付きさえ見付からない。
イノシシのヌタ場。道の上に作るなよな。

ここで撤退。もうかんべんしてください・・・
尾根にあがってみれば地形図に書いてある道が踏み跡くらいはあるだろう。ダムの東側の斜面(頁下写真、下右)を直登する。スキー場なら上級者クラスの斜度だな。
やっと尾根にあがったところが・・・踏み跡がねえ!!(左写真)
これは・・・尾根をはずさないで進むということなら進めなくもないが、この地点に戻ってくることは出来まい。目印にするものも持ってきてないし体力も尽きてきた。
ということで木々の間に目標のピークを見ながらここで断念。
くっそう!!あと200mくらいなのに・・・
 
車に戻って落ち着いて地形図と点の記をよく見てみると正しいルートがわかった。クヤシー!!
3月中旬以降にリベンジだあああ。

このあたりはこんな山が多い。林業も盛んなようだ。 おなじみ放置車両。ここまで破壊されているとあまりこわくはない。 まだここらは歩きやすい。
大木須側の撤退ポイント。縦走はあきらめて転進。 点の記ルート。ダムのあたり。ここらはいい道だ。 この斜面を尾根まで直登する。
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