そこにナニがあるから

戸室山
標高 228.5m



2007年11月14日(水)
 
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戸室山の東麓から。東側からは登り甲斐がありそうだけど登路はあるのかなあ。
戸室山は標高こそ高くはないけどカッコイイ山だと思う。用のない人は入ってこないようなところまで来ないと、この山の姿を見られないっていうのが、あまり知られてない理由なんかね。荒れないからいいけど。
じゃあwebサイトで紹介なんかするなよって話だけど、こんな過疎サイトではなんの影響もないでしょう。
で、今回は、戸室山神社からの一般ルート以外に登路はあるのか探って、あればそこから登頂する計画だ。しかも、無酸素、単独、アルパインスタイルだ。

頂上西側の大岩。右手から巻いていける。
神社の階段下から、落ち葉が沢山積もっている戸室山林道に入っていく。この道は、しばらく自動車が入ってないな。
林道に入ってすぐ階段状に石が積んである登路を発見。オレ天才。だが、登ってみたら神社についてしまった。
 
気を取り直して林道に戻って登っていく。
と、ちょっと下りにかかったあたりでまた登路発見。取り付きのところの木にパンストが巻いてある(頁下写真、上左)。どうやら北斜面をトラバースしているみたいだな。頂上があるとおもわれる右手方向に行く道はないかと見ていると、分岐があった(頁下写真、上中)。こりゃわかりずらい。
で、登り返してしばらくいくと見覚えがあるような、ないような岩に突き当たる(左写真)。この岩の大クーロワール(笑)を登る。

しゃーおらーーっ!登ったどー。頂上手前の大岩だったー。劇的に視界がひらけてこの眺望はちょっと感動(右写真)。
手前が古賀志山、その奥に男体山、さらに左奥に白根山が雪化粧して白く光ってる。イッツビューテホー!
 
この岩のあたりは蛇が多いのか脱皮した皮がいくつか落ちてる。日焼けでもしすぎたのかな(頁下写真、上左)。
落ち着いてから登ってきたルートを上から見てみると、大クーロワール(笑)を登らなくても、右からまわりこめるじゃないか。
 
大岩の上から西方向。ここの岩が最高点じゃないかな。

戸室山神社。創建は遠く源頼義の奥州征伐までさかのぼる。
ここからは来たことのある頂上尾根だ。いつものように東の端の岩場で眺望を楽しむ(頁下写真、下中)。
さて、帰りは一般ルートで帰りますかね。
今回のルートは長いけど登り自体は楽チンだ。パンストルートとでも名付けときますか。
この山は。結構あちこちに踏み跡があって、まだ探ればいいルートがありそうだな。またいいネタ見つけたらupします。
 
だが今回、戸室山林道を歩いてみてあまりの不法投棄の多さにがっかり。これじゃ世界遺産への登録はないな。
 
 
<追記>
後日、足利銀行大谷支店に行ったとき南隣の建物の向こうを見ると、戸室山がばっちり見えるじゃないですか。戸室山を北東方向から見るなかなかの眺めです。 と、感心して見ているのはけむぞうくらいなもんで、地元の人にはありふれた風景なんですかね。
ところで戸室山の姿が見えにくいなんていってた人は誰でしたっけ?

パンストルート入り口。写真で見るよりわかりやすい。 ここは登り返すところの分岐。 蛇さんの脱皮した皮。この山は蛇さん多いね。
頂上の三角点。山名板もある。眺望はない。 頂上稜線東端の岩場から東方面。ここからの眺めもまたいい。 戸室山神社から石段を下る。ここの昇り降りはトレーニングにはいいかも。
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