そこにナニがあるから

仏生寺 芳賀新四国八十八か所霊場



2007年11月18日(日)
 
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仏生寺山門。横のケヤキは天然記念物。
地元新聞社の小旅行の記事に「幽遠な雰囲気」、「一人では怖いほどうっそうとしている」、「全部歩くと2時間くらいかかる」とある。が、詳しく紹介したものはみつからない。たぶんここがはじめての詳細(?)なレポートだと思う。こんなサイトでお初ってのもなんですが。
古い歴史を持つ由緒あるお寺さんですが、このコース自体は昭和45年に創られた新しいもののようです。 ちいさな石碑をめぐるブッキョースタンプラリーってところでしょうか。厳かな雰囲気にタイトルのフォントもいつもと違って見えます。ナムナム

よく整備されてて歩きやすい。
参道の手前のほうからいきなりコースは始まる(頁下写真、上左、上中)。 小さな石碑がけっこう短い間隔であるね。急な登りが続く。いかん高山病だ。ハァハァゼェゼェ。五十三番のところで小休止する。ここは素晴らしい眺めだ。南と北の両方向に展望がある(頁下写真、上右)。
ここから急下降してまた急登だ。修行だからなのか? 正直かったるい。 いやいやありがたい。こうしてありがたく徳を積みつつ浅間山と錫杖が峯の分岐につく。ここは右の錫杖が峯方面が八十八か所めぐりのコースだ(頁下写真、下左)。

分岐からすぐに錫杖が峯に着く。今度は東西方向に展望がある(写真右)(頁下写真、下中)。途中の番号をすっとばして進んでしまっている。ありがたさ50%オフくらいか。ここに来る前に磯山を2回登り降りしたので疲れてて、ややなげやりである。次に来た時ちゃんとまわろう。
ここからはゆるやかなくだりで古傷のある右膝にはありがたい。倒木が多い下りの道を降りきると、仏生寺の裏手の八十八番でゴールだ。
錫杖が峯から浅間山。

2007年5月に建てられたばかりの碑。生誕千二百七十二年記念碑だそうです。
この仏生寺は日光を開山した勝道上人の生誕地で、天平七年に生まれたというから西暦だと、ええと・・・735年か。もはや昔すぎて当時のここらへんを想像できないね。
 
と、いうことで今回のこのコース、けむぞうはなかなか楽しめました。 とくに宗教的なこだわりがなければ適度なアップダウンのあるハード散歩といった感じでオススメですな。眺めもよかったしね。ただ夏は木がかなり茂っているので、暑さでありがたさは倍増かも。
このような、寺に付属の山のなんとかめぐりというのはほかにもあるのでおもしろそうなところはまた紹介してみます。
 
さて、今回のありがたいプチ修行で少しはきれいなけむぞうになれたでしょうか。木こりの泉に落ちないとだめかね。

コース入り口。一番の石碑が右手にある。 コース図。だいぶ端折って降りてきた。 五十三番から北方向を望む。
左、浅間山 右、錫杖が峯。 錫杖が峯から東方向。砕石場? 参道入り口。歴史の古さを感じますな。
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