そこにナニがあるから

猪倉城跡
標高 420.0m



2008年 6月20日(金)
 
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南西方向から見た猪倉城跡。歩いた稜線がはっきりみえる。
本当は前回の盗人岩と連続で行くつもりだったのだが、盗人岩をフライング気味に登っちゃったので今回はここだけ。地理的には盗人岩の西北西に2kmくらいのところで、周りを田圃に囲まれた典型的な里山だ。
山の名前については、城山、神山、高座山、寺山、観音山、観音寺山、猪倉山と諸説あるが、このサイトでは中世に猪倉城があったというところから「猪倉城跡」としておこう。ちなみに三角点名は「猪倉」だ。
城跡めぐりのサイトで東麓の泉福寺から登って、城跡の解説板があるところを紹介している。どうやらそこが山頂らしい。つーことはかなり楽チンに山頂までいけるんだな。だが、前回えらい目にあっているので一応、ハイキングのフル装備でレッツゴーだ。

おおむね道はいい。が、こんな所も。
アジサイの咲く泉福寺の境内を抜けて、八十八か所廻りの途中から山道に入る(頁下写真、上左)。猪倉城跡の小さな案内板がある。途中、崩落しているところもあるが歩きやすい良い道だ(左写真)。
30分ほど登って一汗かいたなと思ったらもう猪倉城跡の解説板のところに着いてしまった(頁下写真、上中、上右)。おいおい、ちょっと近すぎないかい?

この解説板のある場所は山頂から600mくらい東よりにある小ピークだな。一度戻って、この解説板ピーク手前の鞍部から北側をトラバースして、さらに西へと踏み跡をたどっていく。もうひとつ小ピークを越えると今度は大きく切れ込んだ鞍部になる(右写真)。地形図を見て想像してたよりは複雑な地形だな。踏み跡も薄くなってきて探検気分満点だ(頁下写真、下左)。
いいよいいよーワクワクしてきたぞー。
ここを転がるように降りる。帰りも大変だった。

寂しい山頂。ハイキングの対象にはならんな。
頂上稜線へと登る途中、大きな岩がゴロゴロしている(頁下写真、下中)。これって城の一部だったのかな?
口の開いたL字状形の頂上稜線は等高線には書いていない小さなアップダウンがある。偽頂上に着くたびに三角点を探すのでちと面倒だな。さらに進むとやや笹藪っぽくなってくる(頁下写真、下右)。藪をかきわけて登った小ピークの上に唐突に三角点があった(左写真)。よっしゃー!サミット!!
 
この山はどこも眺望がない。だが眺望がなくても、けむぞうはかなりテンションが上がりました。情報のないルート、迷いやすい少し意地悪い地形。ドキドキだぜー。
 
またこーゆー山に行きたいね。

花の咲く八十八か所ルートが取り付き。 鳥居が見えてきた。ここが城跡の解説板ピーク。 猪倉城跡の解説板。ここから先、道は悪くなる。
頂上稜線の尾根道。 頂上稜線への登り。岩は城の石垣だったのかな? 山頂手前の笹薮。踏み跡は辛うじて見えるかな。
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