そこにナニがあるから

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日光市手岡 地蔵菩薩像
日光市手岡 地蔵菩薩像
野仏では珍しい地蔵菩薩の半跏像だ。大きくて立派な像だが顔が摩滅しているのが惜しい。
 
今も地元の人々に篤く信仰されているのがよくわかる。
 
2008年12月24日撮影
日光市手岡 馬頭観音碑
日光市手岡 馬頭観音碑
明治十八年(西暦1885年)の馬頭観音。
明治初めの廃仏運動以降、馬力神を作ることが多いのだがこれは珍しく馬頭観音だ。
明治もこの頃になると、幕末までよく見られた三面六臂憤怒相の馬頭観音像を見ることはない。
 
これもまた文字の彫りが素晴らしい。
 
2008年12月24日撮影
宇都宮市花房本町 英厳寺跡鳥居
宇都宮市花房本町 英厳寺跡鳥居
明治八年(西暦1875年)の年紀のある鉄造りの鳥居。
よくぞ第二次大戦中に供出されなかったものだ。近代製鉄が幕末に始まり、明治にもなるとこうした物にも鉄を使えるようになったのだろう。黒錆の浮き具合が、金属の持つ重厚感を演出しているようだ。
 
2009年 1月 4日撮影
 
 
<2010年10月12日 追記>
どうやら天明鋳物系統のようです。
近代製鉄云々は関係ない模様。
宇都宮市新里町 地蔵菩薩像
宇都宮市新里町 地蔵菩薩像
雨乞山山麓の墓地にある地蔵菩薩像。
モデルの存在を感じさせるような可愛らしくも、リアルな顔の造りだ。ちんまりとした足の造形もまた可愛い。
年紀、戒名等の文字は薄くなっていて読めない。
 
2009年 1月 8日撮影
鹿沼市富岡 地蔵菩薩像
鹿沼市富岡 地蔵菩薩像
この地蔵像もモデルがいそうな感じだ。こちらは中年以降の男性という雰囲気を持っている。
女人講の主尊として造られたものなので、墓碑替わりの地蔵像よりはずっと大きい。
 
2009年 1月27日撮影
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